『苦』
試合中に坂を走って登ることは
つらいが、周りよりも多少速く
走れるからそちらの状況を好む。
下り坂や平地は周りの方が速いので、速く終わればいいとさえ思う。
自分の得意な時間は耐えられるが、苦手なことは逃げたくなる。
『得意なことを一つでも持つと良い』とよく言われるが、その瞬間がかけがえのないものになるからなのかもしれない。
このように基本山を走るということなのだが、様々な状況下で自分の思考は揺れ動かされる。
登り坂、平地、下り坂のような地形の変化にごく小さな『苦』の変化が現れる。
心理的な『苦』に全思考が集中されると、日頃余計なことばかり考えているなと改めて思う。
『苦』に焦点が当てられている時間からゴールし、開放された瞬間!
日々の生活で蓄積された余計な考えが、なくなっていることに気づく。
『楽』になるために『苦』をとことん味合うこともありだと思う。