解脱する。鼻血が出るってすばらい。
今日は越生トレラン。
最近仕事もプライベートも追い込まれることが多く、走る気力を失っている時期でのこの大会。
目標は…解脱すること。
そんなことはともかくレースははじまった。
はじめは走ることを怠っていたので苦しい→虫を吸い込む→気管にひっかかる→ゼーハーなるとテンテコマイ。
序盤に試練を与えてくれたことで、すぐに走りに向き合うことができ、ハイ状態にすぐに入る。
えげつない坂では10人ごぼう抜きすることができ、悦に入る。
その後、緩やかな登りをのらりくらりと過ごす。
遂に下りが来た!予想以上に足の回りがよく、脚に合ったちょうどいい下り坂で気持ちよさ倍増。
楽しい下りで、調子に乗り過ぎたので、『鼻血を出す』
小さい頃から没頭することで、よく鼻血を出していた私にとってこのサインは喜ぶべきことだ。
小さな登り坂で脚が上がらなくなる。
しまいには、右内腿がつり始める。
あまりよろしくない兆候が見え始めたが、5分位で復活。
最後はダウンも含む、楽なロードをひたすら下りゴールした。
ゴール後はかき氷4杯。炭酸1リットルを体内に入れる。
川でアイシング。
川魚+山菜そば
充電完了!
タイムや順位にこだわり過ぎて、レースが楽しいものでなくなっていた。
そんな中で、苦しまず『快』を優先したことで、いつもとは違う心情でゴールできた。
いつもは。
何かが足りない。あとすこしだったのに。悔しい。
↑
この気持ちがないと成長はしないかもしれないが、つまらない。
今日は。
良かった〜。痛みや苦しみなくゴールできた。またやろう。
↑
こんな気持ちで続けてればそのうち結果は出るだろう。
ただの趣味なのに、『この大会までにはこれだけ走っておきたい』みたいなへんなこだわりを持っていた。
ただの家庭なのに、『こうあるべきだ』とこだわる。
ただの畑なのに、『商品のような野菜を作りたい』と手間をかけるこだわり。
様々なこだわりによって、自分を苦しめ、できない自分に苛立ちを覚える。なんて哀れな人間なんだ。
こだわりを無くそう!