箱根の昼と夜。旅先でも貪欲に走ろうとする姿勢が仇となる。
箱根へ家族と旅行へ。
日中は博物館、お刺身、芦ノ湖と満喫。
宿ではおいしい焼き肉。
あとは寝るだけ。
寝るだけ。
は、もったいない!
せっかく箱根に来たのにトレーニングしないでカエル🐸のはあり得ない。
子どもたちが眠りにつく20時30分。私は箱根外輪山への挑戦を始めた。
子どもたちも『パパどこ行くの?』
母は『パパは走ってくるんだって〜馬鹿だよね〜』
いつも通りこんな感じで。
こちらをする予定でした。
とりあえず、強羅駅まで降りて、明神ヶ岳を目指します。
箱根の宿がひしめくエリアは道が何本もあり、わくわくします。
宿街をぬけて、山道に入ると街灯がなくなり、不安になってくる。
今までトレランの大会で夜走るときは、周りにランナーがいたり、木に反射シールがついていたり、スタッフがいてくれるので安心して走れていました。
今日は単独。しかもはじめて走る山だ。
ふと見上げた星空は最高にキレイだった。
そんな呑気なことをしていると…
ライトの光で獣の目が光るのを捉える。
怖くなり、箱根の熊やイノシシや猿の情報を今更調べる。
結構出現している様子…
↑これしか走ってないが『今日は帰ろう(笑)』
すぐに宿へ戻るのであった。
宿へ戻ると、ドアが閉まっている。
チャイムを鳴らし、電話を鳴らすが出てこない。
ドアをノックする。
宿の方が出てきてくれた。
『びっくりした〜』
完全に変人と勘違いされていたようだ。
(またやらかしてしまった。)
箱根外輪山に挑戦するにあたって不足していたもの。
熊鈴、補給食、箱根の山情報、山業に望む気持ち、共に走る仲間、単独でのナイトランの経験、宿の方への報告。