2週間前のレースの余韻が未だに残る。様々な山道との出会いも、面白みの一つ。
第12回 斑尾トレイルレース
6位までが表彰台に立てる。おしくも今回は7位という結果だった。
この結果をプラスに捉えたい。
走っている最中に『順位』にここまでこだわった大会は初めてだ。
序盤5キロまでは1位。
しかし、距離が増えるごとにスピードも落ち、一人、二人…と抜かれていく。
半分を終えた時点で6位に下がってしまった。
このまま順位をキープすれば表彰台だ。
そんなことが頭に過った時には後から選手が来ていた。
あっさりと抜かれてしまい、
『7位か…』
ここは追い上げなくては!
と、思ったがスピードが上がらない。
『後一人抜けばいいだけ。』
そんな言葉を唱えながら、一人粘りの走りを続けた。
そんなことをしていると、後続から足音が聞こえる。
これはマズイ!
そんな攻防を続けていたら、ゴールに近づいてきてしまった。
最後の力を振り絞るが、惜しくも6位には届かず。
7位になってしまった。
夏から長い距離を走り、冬場に向けて準備を重ねてきた結果が少し出た。
まだ総合の表彰台には早い!ということなのだろう。
30代では1位だったが…
コースは最高に整備されていて『走らされる』コースであった。
広葉樹が広がり、落葉した葉っぱの絨毯による『ふかふか』の路面。