悩める人は自己開示!これで人は救われます。
自分を棚あげした思想は終わった。
対象と自分とをけして切り離さず、この自分がその対象に実際にどのように関わっているのかを常に考える。
『私の場合どうなのだろうか。』という思考。
棚上げにせずに物事を考えていくとは、その『物事』を突き詰めることであると同時に、それを突き詰めようとする『自分自身』もまた突き詰める。
試しに『いじめ』について考えてみる。
『いじめ』について考えるときには、私は、自分が過去に受けてきたであろういじめと、自分が他人にしてきたであろういじめのことを、自分の深い記憶の中から探り出してきて、それに直面しなければならない。
一人でこれをやるとしんどくなるので、自己開示の意を含めて書いてみる。
自己開示することで、心の悩みをもつ人がカウンセラーに向かって自分のことを語りだすときのように、誰かに向かって自分自身を語ることができれば、気持ちは変わってくる。
なぜいじめは起こるのか。
いじめの定義はいじめられている本人が『いじめられている』と言ったらその時点でアウトということ。
正義型
正義の名の元に、心に刺さる言葉をマシンガンのごとく浴びせにかかる。
『成長してほしいから…』
考えられる原因。
どうにかしてあげたい。助けてあげたい。という思いが強い。
排除型。
暴力。シカト・無視。人として下に見られる。
現象。
これを耐えることで、忍耐力が身に付く。
考えられる原因。
人と違う。異質な存在。ストレス発散。いじめやすい。
遊び型。
遊びに誘われない。逃げられる。挨拶してくれない。
現象。
ある一定の期間が過ぎれば、リーダーが新たなるターゲットを定めていじめる。
考えられる原因。
遊びたいだけ。
正義型。排除型。遊び型。と3つのいじめを紹介したが、これは私の身の回りに生まれた時〜現在までに起こった例である。
どうにかなってほしい。自分の価値観に寄せたい。自分中心の世界にしたい。周りよりも強くありたい。優位でありたい。気に入らない。許せない。発散したい…
いじめる方にもバックボーンがあり、様々な欲求をもち生きている。
自らの言葉を押し殺し、頭の中に言葉が充満し、一日に何万語も発せられずに思考の闇へと葬られてしまう言葉たち。
過去の闇へと思考を戻すことで、辛さもあるが爽快感も同時に湧き上がる。
『自分と向き合う』『自分を棚上げしない』をこの夏のテーマにしたい。