部活動の顧問がやりたい!6年間で感じたこと!
部活動の顧問がしたいから教員になったと言っても過言ではない。
1年目
陸上部の顧問として、生徒に混じり毎日10㌔走るような生活を送っていた。
当時は先輩教員のしきりのもと、『部員の一人』として活動しているような感じであった。
『教員が競技に本気で向きあう姿を見せないと生徒はついてこない』
そんな言葉を胸に、陸上が好きになっていく自分がいた。
2年目
サッカー部の顧問として、生徒に混じりボールを蹴るような生活を送っていた。
その年も先輩教員のしきりのもと、『部員の一人』として活動しているような感じであった。
いかにして練習する雰囲気を作るか?これを常に考えた。
3年目
遂にサッカー部のメイン顧問としての日々が始まった。
昨年と同じようなメニューで、生徒の雰囲気に任せて活動してしまっていた。
キャプテンを筆頭に最上級生がしっかりとしていたので、そのような状況でもチームのバランスを保つことができた。
大会では優勝を狙えるのではないか?!
そんな事が言われるようなチームのメンツであったが、初戦で負けてしまいとても悔しかった。
『先生を信じて練習してきたのに、どうしてくれるんだ。』
そんな事を言われそうな雰囲気がひしひしと伝わってきた。
しかし、大会後もチームは乱れることなく、卒業を迎えた。
当時のミーティングの一枚
4年目
上級生が抜け、レギュラーは2人しか残らないという状況からのスタートであった。
今回のチームは下級生の方が実力があり、チームのバランスを整えるのにだいぶ苦労した。
『なんでこの練習やるんですか?』『この練習やって意味があるんですか?』
そんな声を聞く日が続き、そのような雰囲気になってしまっているが、自分ではどうすることもできないもどかしさで悩み続けた。
意図を丁寧に説明したり、練習メニューを事前に伝えるなどして『見通しをもたせる』工夫を行なった。
大会では、強豪校のBチームになんとか1-0で勝ち、練習試合含めて初めての勝ちを土壇場でもぎとった。
その年を最後に、転勤となった。
5年目
転任校でも『球技部』のサブとして、活動した。
グラウンドはフットサルコート2面ぐらいの大きさで、満足に練習できるような環境ではなかった。
生徒は穏やかな生徒ばかりで、とてもやりやすい感じであった。
前任校は毎日のようにトラブルが起こるような状況であったが、ここでは1年間通して一度もトラブルはおこらなかった。
大会では、8人制のリーグで初戦負けしてしまうチームであった。
6年目
転任校2年目でメイン顧問を任されるような雰囲気があった。
しかし、移動してきた教員にお願いするかたちになった。
夏の大会では、11人制で戦えるほどの実力のあるチームに1点差で勝つことができるまでに、チームは急成長を遂げた!
しかし、先日行われた大会では、初戦負けをしてしまった。
どんなに準備をしてきても試合当日は何が起こるかわからない。
タラレバを並べて、後悔しても先には進めない。
来週も大会があるので、また切り替えていくしかない。
日々それの繰り返しだ。
常に上を目指し、新たなる世界がひらけていくことを楽しみながら活動している!